経営者様に自己啓発を勧める理由とおすすめの方法

皆さん、ごきげんよう。「大久保元永経営観」というシリーズで重ねていくコラムです。経営コンサルタントとして20年、これまで多くの経営者様と経営の課題を解決するたびに「経営とは何か?」を問いてきました。経営をうまくコントロールする経営者は魅力的な方が多く、自己啓発でご自身を磨いているからだと感じております。

経営者は自分磨き(自己啓発)が大切

さて、ここで「経営とは何か?」を思案されたことはありますか?

わたしは、経営とは、経営者の「生き様」であると論じます。

経営とは、いろんな課題や問題に対峙し、適宜、判断や決断、指示などを与えていく総司令塔としての役割は、まさにその人間味が為せる技であります。結果が成功であれ失敗であれ、経営者の人間味が凝縮された決断です。

つまり経営には絶対が存在しないため、経営とは「人間味=生き様」とわたしは考えます。

経験や知識だけでは乗り越えられない課題や問題は決して少なくありません。まして答えが書物に書かれていることは少なく、仮に発達したAIであっても、会社の風土や文化、従業員全員の性格や思考方法などなど全てを把握していることはあり得ず、判断や指示、決断に至る頼れる答えをだすことは不可能であると言っても過言ではないと思います。

だからこそ、経営者は自分磨きを怠ってはいけないのです。業務は従業員にお任せすればそれなりに進んでいきますが、経営者の自分磨きは自分自身でしか行えません。他人任せにはできないところです。なにも難しいことをやることはありません。

おすすめの自己啓発

手軽なところで言えば読書ですね。会わずともその書籍を読むことで著者の物事の考え方や捉え方が伝わってきます。伝わる内容の濃淡や大小は問題ではありません。伝わったこと自体が大切なのです。成長というのはそういう部分から伸びていくものです。不慣れな読書で最中に眠ってしまってもいいのです。私も未だに居眠ってしまうことが多々あります。それでも頭のどこかに読んだ一部は残っているものです。まずは興味のある分野の書物を手に取って下さい。書籍屋さんに足を運ぶところから始めてみるのも良いかもしれません。

気を付けていただきたいのは、これはお勧めであって強制ではないということです。読書に限ったことではありません。自己啓発そのものは強制ではありません。

なぜ、このようなことを申し上げるかと言いますと、この世の中で「しなければいけないこと」など一つもないからです。これも経営者の人間味を充実させるうえで重要なポイントです。やらされ感の先に成長はありません。民主主義になり自由を手に入れたと声高かに叫ぶ世界の多くでも自由という言葉にもてあそばれている部分も多いと思います。

話題を本題にもどしましょう。自分磨き、読書ばかりではないですよ。

日本の文化に学んでも良いかもしれません。茶道や華道、神社仏閣めぐりなど学ぶ姿勢にさえなればその機会はいたるところにあります。またその機会と触れ合える場面もきっと生まれてくると思います。思っていたり考えていたりした相手からちょうど電話が入った、などのご経験はありませんか。文明が発達するにつれ忘れしまいがちになっていますが、ヒトは動物なんです。この自然の中に生きている他の生命と同じ生き物なのです。

この動物の本能的直観とういうのは大変すごく、驚くようなことがたくさんあります。世界規模での研究でも未だにその全貌は明らかになっていません。残念なことに文明の進化の力を頼り信じすぎてしまってこのことを忘れかけてしまっているのです。ですから、こうなりたい、あれをやってみたいなど自身が思えばその思いに引き寄せられるご縁があるのです。縁遠いなんていうことを自身で思うことは自分で成長の道を断っているようなことと同じです。

好きなこと、取り組んでみたいことから始めて下さい。そして自分磨きを怠らず継続してみて下さい。焦る必要はありません。自分のペースでできること、やれるところから挑戦してみて下さい。経営者だけに限ったことではありませんが、生涯勉強です。

  • 読書
  • 日本文化を学ぶ

ポイント!
自分磨きそのものも強制ではありません。自分のペースでできること、やれるところから挑戦&継続させること。

最後に

自己啓発を続け身に着けた人間味は、自分自身を大きく見せてくれます。結果、評価される機会が多くなります。そういう経営者の経営というものが真に利他・利己に対して公正な利益を追求する姿勢や思考に繋がり、ひいては多くの社会貢献を生める力にもなり押しても押されぬ真の経営者、経営といわれる姿であろうと思います。

経営が傾くと、目の前の業務に追われ、自己啓発を置き去りにすることがあります。僅かな時間、自己磨きの時間を継続することで、視野が広がり名案が浮かぶこともあります。

長文の最後までのご一読、誠にありがとうございました。

\整理思考する時間を創出/