ストレスを感じることは誰しもありますが、個人事業主や小規模事業の経営者にとっては、ストレスを溜めないことの難しさは格別です。
ストレスは放っておくと、仕事に集中できない、業績が悪化する、さらにストレスがたまる、といった悪循環を招くことがあります。できるだけ早い段階で対処するのが理想でしょう。
今回は、個人事業主や経営者が知っておくと役立つ、ストレス対処のタイミングをお伝えします。「ストレスがある」「どうしていいかわからない」という経験をもつ方はぜひ参考にしてください。
胃腸や目元に違和感があらわれる
心のサインよりも、体のサインのほうがわかりやすいという人は多いものです。
ストレスはさまざまな体調不良の原因となります。とりわけ多いのは、胃腸や目元の違和感です。腹痛や腹部の不快感、目元のけいれんなどがあれば、「我慢すれば大丈夫」「放っておけば治る」というような状態でもそのまま放置するのはおすすめしません。
体調不良のときは、ストレス以外を原因とする病ということもあるため、ひとまず医療機関へかかることが必要です。そのうえで、ストレスが原因となっている場合は「原因がわからない」「どこも悪くない」「ストレス性」等と言われることが多いでしょう。
ストレス性の不快感が疑われる場合は、自分が抱えている悩みについて誰かに相談する必要がありそうです。
声を荒げてしまうことがある
家族や従業員と話をするとき、声を荒げてしまうことがあるとすれば、それはストレスのためかもしれません。
ストレスがたまってくると、些細なことでも我慢がだんだんできなくなります。それまでは穏やかに対話で解決してきたことも、いつの間にか声を大きくしないと解決できなくなっていくのです。
こうなると周囲の人たちとの関係が悪化し、悩みはますます大きなものになってしまいます。できるだけ早いうちに改善を図るべき状況といえるでしょう。
最近、プライベートで家族以外の人と会っていない
仕事では従業員や取引先の人、お客様などとやりとりをするけれど、プライベートでは家族以外の人に会っていない場合は、思ったよりもストレスがたまっている可能性があります。
家族以外の人に会わないと、人間関係は閉じたものになりがちです。加えて、事業のためにそれだけ忙しい日々を送っていることが考えられます。
つまり、誰にも相談できていない問題が蓄積している可能性があるのです。
ストレスサインを見つけたら、プライベートも相談できるコンサルへ
ストレスのサインが見つかったときは、そのまま放っておかないことがとても大切です。趣味に時間を使ったり、友人と話したりして、ストレスが解消できれば幸いでしょう。しかし経営者にとって、それは難しいといえます。なぜなら友達と話しても解決することのできない悩みや、友達には話すことのできない悩みが、次々に生じることが多いためです。
あなたがもし個人事業主や経営者なら、ぜひプライベートなことも垣根なく相談にのってもらえるコンサルタントを利用してみてください。溜めてしまったストレスを解消できるかもしれません。
大久保事務所の経営者コーチングでは、お仕事のことはもちろん、プライベートも含めた総合的なお悩みをご相談いただけます。経営者や個人事業主にとって、仕事とプライベートは密接に関連しているものです。個人的なお悩みを、仕事上の問題とあわせて考えていくことで、より良い解決方法が見つかります。ぜひお気軽にご相談ください。
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